COLUMN

2019/10/08

枕木の花壇を直す ~カナダの石の小端積み~

枕木の花壇を直す ~カナダの石の小端積み~の写真

 

今回はまたまた、石のおはなし

最近枕木の花壇のやり直しが何件かありました。

 

枕木の花壇を直す

腐ってきてますね。

 

今から15年以上前にはこんなふうに枕木で花壇がたくさん作られました。

今はほとんど見なくなりましたね、

そう、腐るんです。ちょうど腐ってくる時期かもしれません。

1年で3件やり直しました。

 

枕木自体に重みがあり、長さもあるので、かすがい等を使って止めれば

場所をとらず簡単に雰囲気の良い花壇が出来上がるのです。

 

枕木には防腐処理がしてあり、腐りにくいのですが、水分を必要とする花壇には

向いていません。

 

枕木が好きな方がお庭で使うためのポイントは

1:乾く環境で使う

2:土に触れずに地中ではモルタルやコンクリートでしっかり覆う

3:立てる方が腐りにくい

 

といったところでしょうか。

 

最近はめっきり使う人も減りましたが、材料を選び、使い方を間違えなければ

雰囲気の良いものですよね。

お客さんの家で屋根の無いところに枕木で作ったウッドデッキがありますが、

20年以上は持っています。

普通の木材よりはずっと長持ちしますし

ざっくりとしていて、かなり良い感じです。

 

もちろん30cmくらいは上げて使っています

下にしっかり空気を通して乾燥するように

 

 

 

 

さてこちらの花壇

枕木の花壇を直す

形は保っていますが、やはり中はスカスカでした。

 

タイルの上に乗せてあるだけのようです。

 

これを石積みの花壇にとのご希望です

 

 

 

今回はカナダの石を使いました

カナディアングレイバサルト

小端積みでこちこちノミを叩きながらの仕事です。

僕は小端積みをする時は石と石の間にモルタルを入れないので、

精度よく積んでいかないと、すわりが悪くアブナイですし、土も漏れてしまいます。

 

地味な作業が続きます。

 

 

 

 

完成したのがこちら

 

小端積み

 

難しかったのはタイルの上での施工です。

下が平らで水平なので石の重心を後ろにかけることができないため

ガタつきが無いようしっかりと組付け、重心をなるべく真下に持って行くこと

小端積み

 

根気根気の作業でした。

 

 

小端積み

こちらはさらに石に大小のメリハリをつけた感じで、少し小端積みとは違う雰囲気で

 

水が下に抜けない構造なので、石の裏には不織布で所々見えないようにパイプが通してあり、

水と空気が抜けるように細工してあります。

 

植物にもちょっとした気遣いで。

 

 

 

末永く愛される花壇になりますように