よくある質問

よくある質問をまとめてみました。その他、疑問や質問ございましたらお気軽にお問い合わせください。

空のイメージ

  1. Q1庭作りの依頼にあたって、準備しておく物はありますか?

    特に何も必要ありませんが、こんな庭が良い!こんなイメージでというのがございましたら雑誌の切り抜きや、小さな写真などご用意いただくと、設計の参考になります。家の外観、環境条件、お施主様のお人柄や趣味などさまざまな要素からデザインしますので、たくさんお話し合いができると良いですね。庭で何がやりたいか、お茶を飲む、庭いじり、物思いにふけるなどがあると、なお良いですね。

  2. Q2小さな工事でも良いですか?

    もちろんOKです。木1本、石一つからお受けいたします。例えば、小さな花壇を作りたいとか、勝手口の方に片門扉をつけたい。シンボルツリーを1本だけ植えたい、など。木の種類のアドバイスから防犯上のアドバイスなどまずはご相談だけでも結構です。お気軽にお問い合わせください。

  3. Q3アフターケアは大丈夫ですか?

    庭は作ってからが本当の始まりです。これは力を込めて訴えたいことです。いくら有名な庭師さんが庭を作ったとしても、「1.お客様に可愛がってもらうこと」「2.管理やアフターケアをすること」この2点がなければ、3年と持たずに荒れてしまう物です。お庭を作らせていただいた後は、樹木の剪定はもちろん、どんな小さなことでも随時お伺いできる体勢でおります。またご自分で世話をしたいという方もできる限りのアドバイスをしていきます。美しい庭にするために末永くお付き合いをお願いいたします。

  4. Q4剪定のみでもお願いできますか?

    申し訳ございません。現在剪定作業のみのお仕事はなかなかお受けできない状況です。というのも一般的に剪定作業は植物の成長が止まる初秋から始まりお正月までにきれいにしたい、という方がとても多いのです。その期間は毎年決まったお客様に加えて、お庭を作らせていただいたお客様を最優先していますので、どうしてもご依頼にお応えできないという訳なのです。

  5. Q5どうしたら良いか分からないので、相談に乗ってほしいのですが?

    例えば、雨が降ると水がたまって困る、木の生長があまり良くない、今の庭のデザインがなんとなく好きじゃない、などなど。中にはほんの少しの改修で解決することもあります。ご相談、お見積もりは無料ですのでお気軽にお問い合わせください。

  6. Q6いくらぐらいかかりますか?

    実は最初に打ち合わせにお伺いしてお客様に「予算はどのようにお考えですか?」とお伺いすると、必ずといっていいほどこう聞かれます。これはどんな庭にしたいかや、使う材料によっても「ピンキリ」なのです。っと言っても「ピン」なら良い庭で「キリ」なら悪い庭という訳では決してありません。例を挙げますと、地面を覆うものが芝生ならば安くなりますが、お客様自身のお手入れが必要、石などを貼りますと値段は上がりますが、メンテナンスが要らなくなるといったことですね。それからお庭の外周に板塀やフェンスなどの目隠しや柵が必要か、ウッドデッキやテラスが欲しいかなんてことでも価格に大きく変化があります。
    とってもざっくりと言うと、例えば30㎡のお庭。芝生中心で、シンボルツリーを少しとなると15万円かからないくらいですが、それにデッキや敷石なんかを織り交ぜながら少しデザインすると50万程度。石をたくさん張って、大きな木を植えていフェンスや板塀にサンルームまでつけちゃうと150万円以上はかかります。ずいぶん差がありますよね。
    ですから、
    まずご家族で「○○万円までだね」とか「××万円くらいだね」という目安だけ決めて下さい。そのうえでご要望をお聞きして、プランニングしてみてから「じゃあ、ここはこうしたいけど、こっちの方に重点を置こうか」とか「○○万円と決めたけど、ここは絶対欲しいからプラス○○万円は出そうか」といった取捨選択をしていく作業を積み重ねるお話をたくさんしてデザインを決めていきましょう。そんな中で実は本当に必要なもの、大事にしたい価値観が再認識できたりもしますよね。設計料はお問い合わせください。

  7. Q7庭を作るのに適した季節はありますか?

    植物を移植したり植えるのにはそれぞれ適した時期があります。落葉樹ですと一番良いのは落葉(休眠)期。そのほかの樹木も真冬を除く晩秋から春までが良いとされています。植木屋さんには年中出荷できるように、冬の間に掘り上げて仮植えしてあるものがある程度ありますので、あまり大きくない木を使った庭作りや樹木を使わない庭、外構やウッドデッキなどは年中OKなのですが、既存樹木の移植を伴う時や規格ものでない樹木、変わった樹木を使うときは、やはり冬から春が一番良いと思います。

  8. Q8すぐに作ってほしいのですが

    これはQ7の答えと重複する部分もあるのですが、それに加えて当社は設計施工を一貫して納得いくまで行っているため、どうしてもご依頼に施工が追いつかない状況が多くございます。季節を選ばないお仕事はすぐに対応いたしますが、季節を選ぶ仕事になりますと、タイミングにもよりますが、時に一年以上待っていただくこともございます。まずはご相談いただき、お応えできるところは誠実にご対応いたしますが、もしタイミングが悪いときは「気長に待とう」といった気持ちでご理解いただければ・・・、と思います。お待たせした分、しっかりと力を込めてお仕事いたします。ホントすいません。

  9. Q9芝生を植えたいのですが、適した時期はありますか?

    芝生もやはり時期を選びます。冬から春が良いのですが、G.W.を過ぎると植えつけても茶色になって枯れこんでしまうことがあります。しかし元来強い植物なので、水をあげていればそのうちまた芽が吹いてきます。しかしまだらになってしまったり、水やり管理が大変ですのでやはり植物は適期に植えつけるのが一番ですね。

  10. Q10葉っぱが落ちない木が良いのですが何か良い木はありますか?

    残念ながら葉っぱの落ちない木はないのです・・・。落葉樹はもちろんですが、常緑樹、つまり年中葉っぱがついている木でも、実は春先に新芽が伸びると、どの樹木も前年もしくは前々年の葉を落としているのです。その中でも針葉樹は(比較的)葉の落ちる量が少ないように思います。コニファー類でまとめられると良いかもしれません。 似た質問で大きくならない木は?とも聞かれますがこちらも成長の遅い種類はありますが、大きくならない木はありません。成長するからこそ常に同じ状態でなくその土地にあった形を作り、葉が入れ替わるからこそ季節を感じることができる。
    それが植物の一番の魅力であり、飽きが来ないのではないでしょうか?
    ・・・造花や擬木で庭を作っても良い物はできませんよね。

  11. Q11庭づくりが終わった後の水やりについて教えてください

    植えた季節や植物の種類、日向か日陰かなどにもよるのですが、春までに1.5m以上の高さの木を植えられたら、その年の台風シーズンくらいまでは「毎日」~「一週間に1回」くらい(結構幅はありますが)は必要です。ちょっと大変ですが、2年目以降は必要ない場合がほとんどですので、その年だけはお盆に帰省や旅行で一週間以上水やりできないということはなるべく避けたいものですね。

  1. Q1剪定に適した時期はありますか?

    愛知県周辺での話になりますが、一般的には庭に植えられている木は、比較的剪定に強い樹種を植えていることが多いので真夏以外ならいつでも良いものが多いです。が落葉樹は9月以降が良いものが多いですし、常緑樹は 暖かい4月から6月くらいの剪定が、ダメージが少ないとされています。ですからお庭によっては年2回お伺いするところも有ります。秋口からお正月にお庭をきれいにする方が多いのは、その季節にすると「1.剪定したときの形のまま春まで伸びないので落ち着いた状態が長く楽しめる」「2.お正月を綺麗な庭で迎えられる」、という人間側の理由での適期という側面もあるのかな、という気がします。

  2. Q2消毒をしていただきたいのですが?

    当社の方針としては なるべく消毒をしない、という方針で管理をしています。これは「農薬が体に良くないから」なんて理由も無くは無いのですが、それよりも今までの経験から「消毒をする庭は毎年虫が現れて毎年消毒が必要になる」ということを感じているからです。消毒をしなくなると、一時的に虫が葉っぱを喰い荒らすということはありますが、徐々に虫を食べるクモやハチのような虫が増え、鳥がやって来てその虫を食べる、といった良い循環ができて庭が落ち着いてくるのです。また、木自体も虫に食べられにくい強い体になっていくのかもしれません。消毒をすればそれだけ仕事が増えてお客様からお金もいただけるのは事実なのですが、「消毒をするために消毒をしている」ような気になってくるので、それに疑問を感じるようになりました。皆さんにはその旨を説明させていただき、それでも「やっぱり消毒しないと心配で心配で」という方には消毒をさせていただくことにしています。

  3. Q3今まで一度も肥料をやったことがないのですが大丈夫ですか?

    多くに樹種では肥料はいらないことの方が多い気がします。反対に油かすのような窒素分の多い肥料をやりすぎると、伸びすぎて樹形が乱れたり、バランスを崩して虫に食べられやすくなったりもします。しかし、かんきつ類など実がなるものの多くは牛ふん堆肥などを施すと、安定して実なりが良くなったりすることも多いです。

  4. Q4芝生の管理のポイントは何ですか?

    成長期(4-9月くらい)の芝生は一に水やり、二に芝刈りです。水やりといっても大事なのは「たっぷり水をやって、しっかり乾かす」といったメリハリで、この水やりで根と葉を育てて、芝刈りで草丈のある雑草を抑え、根と葉を密に育てるということです。こうすることによって雑草も生えにくくなってきます。しかしながら雑草は必ず生えてきますし草取りは必要になります。そこで僕がおすすめしているのは「雑草が色々生えている芝生もまた美しい」という考え方をするということです。ゴルフ場では無いのですから、色々な種類が生えていて全体として緑のじゅうたんができていることが大事なことで、気楽に気長に芝生を管理しましょう。15㎡以上くらいある芝生なら、手押し式の電気の芝刈り機を使うことをお勧めしています。雑草を抜く時間が無くても、お休みの日に30分芝刈りするだけでずいぶんきれいに保てるものですよ。

  5. Q5花が咲かないのですが?

    これには色々な理由が考えられますが、Q3の答えと相反するのですが、肥料が足り無いことも考えられますし、日陰が多いということも考えられます。剪定の時期と方法が悪くて花になる部分を毎年切ってしまっているケースもあります。しかし株立ちのヤマボウシなどは2.5m程度の高さのものを植えても木がしっかり成長するまでなかなか花がつかないということもありますね。

  6. Q6何度植物を植えても枯れてしまうところがあるのですが?

    これは不思議なことですが、時々聞く話です。枯れた後の根っこをしっかり取って、土を入れ替えて違う種類の木を植えてもやっぱり枯れてしまう場所というものがあります。 そんな場所には「苗木」くらいの大きさのものを植えることをお勧めしています。ゆっくりと時間をかけてその場所に対応する体を作っていって育ってもらうことが一番良いと思います。

  7. Q7ウッドデッキの管理のしかたを教えて欲しいのですが?

    当社はウェスタンレッドシダーのウッドデッキとウリンやジャラ材といったハードウッドのものを使っています。ハードウッドのデッキ材は値段が高くなりますが、無塗装でも耐用年数が長く、メンテナンスがほとんど必要ありません。しかしウェスタンレッドシダーも屋外で使う材としては非常に耐用年数が長くきちっと管理さえすれば10年以上は十分持ちます。

    具体的には、
    1.最初に施工するときにキシラデコールに代表されるようなオイルステンといわれる浸透性の油性塗料を2回塗りで施工する。(当社施工では標準で行っています)
    2.1-2年に一回、軽く水拭きする程度に掃除してから同じ塗料を上塗りする。これはきちんと定期的に行うことが大切で、当社はお庭の剪定作業と一緒にさせていただくことが多いです。3.6m×1.8mくらいの大きさで塗料代込で\8,000~くらいでさせていただいています。それと一番大事なことは
    3.「ウッドデッキの上に植木鉢を置かない。」お花があるってとっても素敵なことですが、水受け皿をつけていてもウッドデッキの上での水やりは厳禁。一番寿命を早めます。どうしても置きたい時は、「水やりはウッドデッキの上ではしない」「しっかり水を切ってから空にした水受け皿を下に敷いて置く」です。ポイントを押さえていれば長く楽しめますよ

青木作庭舎