9月に入るとボチボチと庭木の剪定シーズンがやってきます。
先日入らせていただいたお庭で・・・・。
いました。
チャドクガです。
苦手な人はスイマセン。
でもとっても大切なのでぜひ覚えてください。
ツバキ・サザンカ・チャノキ(お茶)につく毛虫
これは庭木につく毛虫の中でもかなり厄介なんです。
とにかく、かゆい、かゆい。
もーーーーっ!!っかゆっ!!
って感じになります。
そして弱い人だと全身が反応して皮膚の柔らかい所
おなか、太ももの内側、二の腕の内側、首回りなんかにもぶつぶつが出来て。
ひどいときは1週間以上かゆい。
夜もかゆい。
かゆい。
おそらく、命にかかわるってケースはほとんどないように思いますが、
とにかくかゆい!
しつこいくらいにいいますよ、かゆいんです。
色々な毛虫がいるのですが庭木につく毛虫で一番気をつけるべき毛虫だと思います。
だいたい6月、7月、9月頃によく見かけるような気がします。
最初は写真のようにかたまりになってみんなで葉っぱを食べます。
大きくなると木全体におのおのが散っていき葉を食べまくります。
防除はこの「集団で集まっている幼い時」がチャンス
そーっと枝を持ち近づかないように枝を大きめに切り、そのままゴミ袋へ。
ポイントは「そ~っと」です。
大きな振動を与えると
ツーーーっと糸を出して下へ落ちていき散り散りになってしまうのです。
厄介なことにこの幼虫、脱皮するたびに殻を抜いていくのですが
抜け殻に触るだけでもかゆくなる。
おまけにからからに乾いた抜け殻は風でよく散らばる。
庭師泣かせ。。。
サザンカ・ツバキ・チャノキをパッと見て葉っぱが食べられているなぁ、
っと感じたら、まず下から葉っぱをじっくり眺め、よく確認。
葉っぱの裏に潜んでいるので下から見上げると良いです。
見つけたらさっきの要領でそーーっと枝ごと切って処分。
その後ははっきり言ってその木は触りたくないです。
来年に回したい・・・・・。
でも、風通しが悪いからこそつきやすいとも言えるので
そうゆう訳にもいかない。
かなり慎重に。
でも、そうも言っていられない時も
奥の方の枝とか・・・・。
そんな時のコツ、
というか、極意。
ズバリ
かゆくなるのを覚悟する
これしかない。
かゆいのも仕事のうち、
・・・・・っと思うしかない。
といっても、もちろん仕事でもないお家の方は絶対禁止です。
そっと枝を切った後は近づかないでくださいね。
今年はまだ剪定シーズンが始まったばかりなのですが
9月上旬の今、少し例年より多いような印象も受けます。
多くの場合は集団でいる頃に、アシナガバチやスズメバチ、クモやカマキリ、鳥
などが食べてくれると思うのですが。
彼らは捕まえる時にかゆくなら無いんでしょうか?
やっぱり、・・・・覚悟して、食べるのかな?