今日は先日お伺いしたお庭のリフォームの紹介です。
僕が独立したての2004年にお庭のリフォームをさせていただいたお客様です。
当時はこの木の柵で家庭菜園の畑と庭とを区切るデザインでした。
これも12年経ち
こんな形で朽ちてしまい、
加えて客様も腰を痛めてしまい、畑で作業するのが大変になってきたということで
少し庭部分を拡張することになりました。
作業前の様子です。
2人で一日のミニミニリフォームですが、
夕方にはこんな感じになりました。
後ろには「アオダモ」「スノキ」「ハクサンボク」の寄せ植えでさわやかに
足元には気良石を貼りちょっとシックに。
そして、
おやおや?
見覚えのあるベンチが!
そうです。お正月に端材で作ったベンチです。
こちらのお客様のお庭に入ることに・・・・。
なった訳では無く。
同じサイズのものを入れる予定で、雰囲気を感じていただこうと。
「ちなみに塗装をし直して完成です。」とお正月休みに書いてから
まだ塗装は済んでません。
未完成。
そして、新しく作ったベンチはこちら
シンプルなデザインながら、足と背もたれ、ひじ掛けの部分を曲線にして
ちょっと可愛らしいデザインにしてみました。
こちらはウッドデッキの改修工事で出た材料のなかから
まだ使えそうな部分を切って貼って。
だんだんベンチ作りが面白くなってきてしまい
お庭に合った雰囲気のベンチを考えるのが楽しいんです
今回はウッドデッキの床材の標準サイズ、2×6、
つまり2×4材(9cm×4cm)より幅広な、幅14cm×厚み4cmの材料がたくさん出て。
あまり足が太いと野暮ったくなってしまうと思い、
幅広を活かして、曲線を作ってみました。
曲線をジグソーで作った時に出た切れ端のほうを
「これいいかも」ってことで、急きょひじ掛け部分につかいました。
とっても庭いじりや畑仕事が好きだったお客様なのですが、
腰が痛いこともあり最近めっきり庭に出なくなったとおっしゃっていたので、
ベンチを置いて、少しでも庭に出ていただく時間が増えればいいなぁ、
という願いを込めて。
ちなみにこちらのベンチも中古材を使っていますし、色々と材料を加工したので
当然塗装し直しました。
自宅前の作業スペースで、正月に作ったベンチのサイズを確認しながら。
なぜ、
その時に
自分のベンチも一緒に塗装し直すことができないのか・・・・・・。
七不思議の一つと言って良いでしょう。
ご自宅用マジック。