いよいよ池のあるお庭の完成です。
完成して半年程度経った写真です。
池と植物が馴染んできましたね
根府川石の飛石の向うに池が見え隠れ
大きくくの字を描いて流れから池に落ちる水
水質も安定しているようですね。
スイレンもだんだん大きくなってきました。
リーフスキマーの蓋もこんな感じでカモフラージュ
水質の安定に役に立っているのが、
実は池の構造にあるんです。
↑こちらでベースを深く作っていたのですが、
実際の池の深さは35cm前後ですがベースは倍の80cmの深さがあります。
???
何が入っているの?
実は砂利が入っているんです。
豆砂利と呼ばれる10mmくらいの砂利です。
そして砂利の底にはリーフスキマーのポンプで吸われた水が出てくるように配管されており
砂利の中から湧水のようにじわじわ水が出ているのです。
この砂利が水質の安定に非常に大切だといわれています。
この砂利の中に無数のバクテリアが住み着いて、
水の中の余分な栄養や汚れを掃除してくれているんですね
大体池の深さの30%以上が良いそうです。
このひと手間をかけることが大事なんですね。
実はお客様は池で生き物を飼うのがご希望で
お引渡ししてしばらくして、飼ったそうです。
分かりますか?
10cmほどのランチュウが3匹!!
金魚の産地、弥冨市までわざわざ行って選んできたそうです。
その名も「ラン」「チュウ」「チャン」
きれいな色ですよね
フリフリとおしり(?)尾っぽ(?)を振って泳ぐ姿がかわいい・・・・
きっとお世話が良いのでしょうね、ぷりぷりでお肌(?)のツヤも良く
見ていると3匹いつも一緒にいるようです
エサをあげる時には寄ってきて手に触れるほどだそうです
(おかげで写真を撮ろうと池に近づいたら寄ってきてくれました)
メンテナンスでお伺いした時に奥様、ご主人とも嬉しそうにランチュウの話をされるのを
聞いているのが・・・・・・、幸せです。
「たのしんでいただいているなぁ~」と実感できる瞬間です。
その他にもタニシとモエビを入れています
生き物がそばにいる暮らし、良いですよね
なかなかお庭に池を持つという事はできることではありませんが
素敵なものですね
この景色がどんどん良くなっていくように
植物や池のメンテナンスもしっかりやらねば!と決意する次第です。