冬も本格的になってくる11月終わりから12月くらいに
柊(ヒイラギ)の白い花が咲きます。
とっても小さくて、まぁ、、、地味な方ですかね
でも、とってもかわいらしい
そしてこの花、とっても良い香りがするんです。
それもそのはず、ヒイラギは初秋に街じゅうを秋の香りに包み込む
「金木犀(キンモクセイ)」と同じ「モクセイ科」という仲間なんです。
キンモクセイって朝新聞を取ろうと玄関を開けると
「あっ、今年も咲いたな」ってすぐわかる
特徴のある甘い香りですよね。
ヒイラギはキンモクセイの花の香りとは少し違って
もっと優しい甘さ、「ギンモクセイ」に近い香りです。
清楚で、王道な花の香り。
うん?わかりにくいですか?
うん、表現しづらいです、うまく伝えられない。
こればっかりは嗅いで見ないと・・・・。
今ちょうど咲いていますので、ぜひ見つけてくださいね
背丈はそんなに大きく無くて、小さいものは4,50cm
大きくても2m程度の低木です。
愛知県周辺の庭の中では定番!、て言うほどでは無いですが
特別めずらしいと言うほどでも無い木ですかね。
お庭の中だと北東や南西、
つまり鬼門、裏鬼門のところに植えられていることが多いです。
理由はやっぱりこのとげとげした葉っぱでしょうか?
鬼を払う力が有るとされている木で
節分の時に鬼が嫌うということで玄関前に飾ったりもしますよね。
しかし、このヒイラギ、香りとしてはあまり遠くまで拡散させる力は無いようです。
キンモクセイと違って、あまり大きくならないというのも理由でしょうけれど、
そばに近づかないとにおいがわかりません。
人間でも香水の強い人、いますよね
本人が去った後の部屋で
「あっ、さっきまで○○さんいたでしょ」
ってわかる人。
あれ、キンモクセイです。
それに対してヒイラギはというと
普段香水つけるような感じの人にはとても見えないけれど、
ふとしたとき時、何かの拍子で距離感がグッと近くなった時に
「ふわっ」
と良い香りがする人いますよね。
あれ、「ドキッ」として「クラッ」っときちゃいます
あれ、弱いんです。
なんなら時々、男友達にも「ドキッ」っとしちゃうことも有ります。
あっ、誤解の無いようにしてください、そういうつもりじゃないんです。
なんの言い訳だ?
なんの話だったっけ?
そう、ヒイラギってそんな感じです。どんな感じだ?
もう一つ誤解の無いように、
僕、キンモクセイも大好きです。
むしろ、花の中で一番を争うほど好きな香りです
ほんとです。
なんの言い訳だ??
ヒイラギ、見つけてくださいね