COLUMN

2017/09/05

テオ・ヤンセン展

テオ・ヤンセン展の写真

三重県立美術館で開催中のテオ・ヤンセン展に行ってきました。

美術館のパンプレットを見て「行ってみたいね」という事になったのですが、

正直、僕は全然知らない人でした。

 

っが、とっても有名な人みたいですね。

「昆虫や動物のかたちをした風を食べて動く巨大な人工生命体の制作で世界的に知られているオランダのアーティスト」

 

らしいデス。

 

 

「???」

 

 

ですよね。

 

文章だけではちょっと・・・・

 

 

こんな感じなんです

 

strandbeest

これで大体長さ7-8mくらいだったと思います。

 

 

おおぉーっ、すっ、すごい!

 

これが風を受けて実際動くんです

 

パンフレットの文章によれば

「風を食べて」ですね

 

企画展の中では実際に動いている映像が見られたり、

大きい作品を実際に動かしてもらえる時間があったり、

なんと小さい作品を自分で押して動かすこともできるものもあったり。

 

子供の自由研究にピッタリって感じ

実際夏休みも再終盤の頃に行ったのですが、

お子さん連れの方もたくさん。

 

この子たちは宿題を終えて来ているのか

 

それとも宿題を終えるために来ているのか・・・・。

 

は、さておき。

 

 

 

まさに風を食べるという表現がぴったりな感じでホントに生きているような動き。

節足動物みたい、それも芋虫や、クモのような。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

まるで生き物のように作品自体も年代などによってどんどん進化を続けているみたいです。

 

 

改めて見てみると

テオヤンセン

テオヤンセン
関節の部分や
ストランドビースト足

 

足の部分など、実際に動かしてみて出来上がってきた形なんだなぁ、っと、また感嘆。

動いているところを見るとより納得って感じですね

 

 

イモムシってくにゃくにゃ動いて骨がないみたいですが(節足なので骨は無いのですが)

直線の組み合わせで、ほんとうにこんなメカニズムで動いているんじゃない?

って思わせるようなものでした。

 

いや、ゼッタイこんなメカニズムで動いているはずだ!

 

 

自然や生き物について、哲学を持って制作をしているんだろうなぁ

と感じられて、

 

ちょっと自分も哲学的になった

 

 

 

 

・・・・ような気にさせてくれました。

 

 

以上、夏休みの自由研究でした。

 

 

ちなみに今回の企画展は写真、動画撮影OKらしいです。

おそらくSNSなどで発信してもらってより集客をという考え方なのかと。

美術館も変化していきますよね。

 

インスタ映えするってやつですか。

 

インスタグラム。見たこと無いですが。

 

 

三重県立美術館では9/18まで、その後沖縄県立美術博物館に巡回しますよ

 

 

 

 

 

青木作庭舎