今日は前回に引き続き土壁のおはなし
前回のおはなしはこちら →土壁のおはなし
今回は新しく作る場所の解体から
時は7月下旬の土曜日
集まったメンバーは7-8人だったと思います。
みなさん経験年数20年、30年以上、ベテランの方々ばかりです。
「9時集合で、解体作業と、まぁ出来るところまでやりましょうか」
なんて、皆さんに連絡網を回していたのですが・・・・・。
(幹事なので早めに行かなくては)
と思い、8時半ごろに現場に付いたのですが
ほぼ全員集合しており。
「今日は、解体だろ~?やっちゃおうか」
なんて一番の先輩の一言で9時前には作業開始。
伐採、抜根(根を取ってしまう)、
それに泥コン屋の前田さんに残してほしいとリクエストされた植物の移植
花壇にしてあるブロックの撤去、土出し、その他もろもろのゴミなども多数。
そうそう、水道管の移設もあるね
やることはたくさん!
(これは結構かかるなあ・・・・、)
なんて思っていたんです、僕は
しかし!そこは歴戦の猛者たち
「チェーンソーあるよ」
「じゃあ、俺こっちのゴミ片付けるよ」
「おーい、ユニック。」
「はいはーい」
「なんか土入れるもの無い?」
「あぁ、じゃあこれ」
「????!!」
自然と役割分担が始まり、
息の合った連係プレーの数々
見る見るうちに片付いていきます
「移植を・・・・」
「あぁ、僕、蒸散抑制剤あるよ」
「じゃ、俺、土掘ってくよ」
「ちょっと上も(地上部)軽くした方がいいね」
っと剪定
「???早い!!!!」
まあ、よくよく考えれば
みんな自分で頭を張って長年飯をくって生きてきた親方衆の集合体。
しかも皆さん付き合いも長いわけで、
誰がどう動くというのが何となく分かっているんですよね。
しかし、ちょっとした作業一つとっても、それぞれのやり方、コツがあって
見ているだけで面白いし勉強になる
っという訳で、あっという間に解体終了。
時計を見ると
10時過ぎ!!
うーーん、衝撃。
普段1,2人で仕事をしている僕からしたら信じられないですが
「思ったより早かったね」
なんてみんな涼しい顔
続いて、柱の立て込み
今回は足場などに使われる「単幹パイプ」と呼ばれるものを使う
新しい試みの設計です。
こちらもあれよあれよという間に進み。
結局幹事の僕が用意しておくべき材料を
「まっ、今日はここまでいかないでしょ」
と置いてきてしまったため、作業終了。
時間はお昼。
結局ゆっくりお昼ご飯をみんなで食べて、
次の段取りを打ち合わせして解散
おそるべし。
またまた次回へつづくです