今日は物置のおはなしを。
みなさんのお家に物置はありますか?
どんなところに置いていますか?
物置って必要ですか?
お家を建てた時にもっと計画的に収納を作っておけば・・・・
という話も分かるのですが、家族が増えたり、大きくなるにつれて
生活スタイルも変わり、なぜかものが増えて・・・・、
なんてことも良くある話です
特に家の中に置きにくいもの、サイズの大きなもの
外に有った方が便利なもの。
車のスノータイヤ、灯油のポリ缶、スキーやスノボーの板、
この辺りはまだ予想がつきますが
日曜大工の道具やや園芸の土などなど。
日曜大工をしたらちょっと木材が余ったりしますよね。
半端な材も「なんかに使えるかも?」なんて、なかなか捨てられないで
じゃあ、どこに置きますか?
プランターで花を育てたら、シーズンオフには使わないプランターが、
ちょっと残っちゃった培養土が・・・・・。
最初からそれらを見越した計画で家を建てられる方がどれほどいるのでしょうか?
僕は、物置は庭にあって当然なものだと思います。
じゃあ、庭の中にあってより良い庭にするには?
一つはこんな風に庭の中に景色として溶け合うような物置にすること
施工例でも紹介させていただいていますが、こちらは土壁と腰板張りの物置小屋。
ちょっとお茶室のような雰囲気さえあるようにも見えませんか?
こちらは雰囲気を変えて白を基調にした可愛い物置
外の棚に可愛いガーデングッズや剪定ばさみなどレイアウトしていただければ
ぐっと雰囲気出ますよね。こちらも青木作庭舎オリジナルです。
こちらはというと道路からの目隠しという板塀のような役割を兼ねるという意味もあります。
これは僕の仕事の道具を入れる小屋
現場で出た枕木と廃材を使ったリーズナブルなものです
こんな風に景色になじむ小屋で庭の中に取り入れてしまうのはいかがでしょう?
でもやっぱり百人乗っても大丈夫な物置が安心。という方もいらっしゃいますよね
それに今ある物置をそのまま使いたい、という方も
そんな時はこんな方法で
この写真の中に物置があるんです。わかりますか?
奥のしろいかべの向う側に物置を置いて、その前は土いじりができる
バックヤードのような場所にしているんです。
こちらは既存の物置の位置を家側に寄せて
扉を家に対して反対側に置き
壁の部分をツル植物が絡んでいくように作りました。
とっても単純なことですけど、扉が視界に入らない。
これだけでも庭の中に違和感なく存在するようになるんですよ
こんな少しの工夫で、リビングから眺める景色が、
テラスでくつろぐ時間が
ちょっと素敵になりますよ。
でも、
物置って、
ついつい要ら無いものまで取っておきがちになるもの・・・・・。
まず我が家に本当に必要な大きさを知ることから
始めましょ。
・・・・・自戒をこめて。