さて、前回は池の一番外側のコンクリートを作るお話でしたが
今回は池の修景を。
コンクリートの型枠を外すと
こんな感じです。
奥に切り欠きのある天端の部分がありますが
それもおいおい。
一度水を張り、水位の減少が無いか、水漏れチェック。
その後埋め戻していよいよ池を形作っていきます
、の前に
前準備。
今回はコンクリートの内側に池や流れ用の込むシートを敷き込みます。
まずはゴムシートが破れないように不織布を敷き込み
切り欠きの部分に何か入りましたね。
あれのためのそれなんです。
ゴムシートを敷いてから、今度は石を据えた時にゴムシートが破れないように
また不織布。
本来ゴムのシートで池を作る場合はコンクリートを打ち込まず出来るのですが
お客さんとのお話し合いの上で手堅く2段構えで構成しました。
これに景石を据えていきます。
四角く作ったベースの中で、
そのまま四角い池を作っては面白くないので、
四角いベースがあることをまったく感じさせないようにしよう!!
もうこの辺りから池の全体の形、水面の高さを想像して
何センチくらい見えるのか、隠れるのか。
流れ込みはどの場所からどの角度で入ってくるのか、
池の周りをどんな感じで飛石で歩くのか。
ほぼ、完成の姿を見越して、なお且つ雰囲気が良くなるように。
・・・・・でも、あんまり考えすぎても進まないので、
えいやっっ!!って決断しながら。
だってまだ池の中には何個も石がないんですもの。
ジャンジャカすすめる
ポンプや照明の電気工事
流れを作るためのポンプの配管
潅水装置の配管
池の周りは網の目のように配管が。
おおっと!
ここは木が植わる予定!なんてことも考えながら。
コンクリートの型枠とゴムシートが見事に隠れて
池の輪郭ができました。
今回は気良石を使いました。
気良石のおはなし ←こちらもみて下さい
家の雰囲気は完全な洋風でして
でも流れがある庭となると、やはりなじみが良い石が良いし
あまり和風に偏ってもいけないし。
ってことで気良石は僕にとって、とっても使い勝手が良いですね。
同じ東海圏で採れるいしですし。
次回は「流れを作る。」です