今日はもうすぐ完成するお庭のご紹介を
ご紹介するところは玄関前、前庭の部分なのですが
今回のお庭はこんなものを門袖に使ってみました。
木目の付いたコンクリートの擁壁です。
面白いですよね。
最近、ちょこちょこと街中でも見かけますよね
お客様のリクエストで、デザインに取り入れて、それを基本にデザインをしていきました。
現代のコンクリートの擁壁と言えば、つるつるの表面の化粧合板(コンパネ)に
セパ(セパレーター:型枠を固定する金具)の丸いあとがポチポチ。
ってなイメージですが、コンパネの無かったその昔は
杉の野地板で型枠を作っていたそうです。
つまり、この木目のコンクリートは昔は必然だったものを
意匠として改めてスポットライトを当てたといっても良いですよね。
「きりっとしていて、ちょっとこだわりな」
というイメージがお好きなのかな?と考えて全体もデザインしました。
この擁壁に合う
手打ちで作ってもらったアイアンの表札に
大ぶりなミツバツツジを合わせて
アプローチは
300角のインド産砂岩を
少し浮いて見えるように施工してみました。
ちょっと大人の雰囲気になったのではないでしょうか?
そして、今作っているお庭はがらっと雰囲気を変えて
アンティークのステンドグラスを使ってちょっとロマンチックに。
こちらも乞う、ご期待です。