COLUMN

2015/10/12

カブダイコン

カブダイコンの写真

こんばんは、いつものお久しぶりの更新です。

なんだか最近一月に2、3回の更新が続いていて癖になっています
月6回くらいは更新したい。

・・・・・と思ってはいますが。

今年も冬野菜の種まき植え付けの時期がやってきました。

ダイコンやカブはすでに種まきを終えたのですが、
もうすぐ白菜の植え付けですね。

そうなんです。
僕の手元にはカブハクサイという奇妙な種があるんです。

・・・・・こう言うことなんですが→「アブラナ科の種」

どうなったと思います?

実は春の種取りが終わった後夏野菜を植えつけたのですが、

大量にならせっぱなしだったアブラナ科の種々たち

そこら中にこぼれ種で発芽したんです。

20151011_719576

6月頃の畑はこんな感じ

相変わらずの放置しっぱなしですが

「こりゃいい、実験だな」

なんて感じで「あえて」ほったらかしておいたんですが。

右手前にあるのがダイコン、その周りにある広葉の物がカブ

・・・・・だと思っていたんです。

だって、ここはカブとダイコンが隣り合っていた畝

でも、

どうやらカブだと思っていたものの根がいつまでたっても太って来ない・・・・・。

まっ、まさか白菜!

白菜は3つ隣の畝。さすがにここまではこんなに大量に種が飛んではこないのでは??

やがてカブなのか白菜なのかわからないものは徐々に無くなっていきました

まあ、季節もカブハクサイ(あえて「かぶはくさい」と呼びますが)に
合っている季節では無いですし、真偽のほどは・・・・。

でも中にはカブらしくなったものがありました。

それがこちら

20151011_719577

どうですか?
大きさはピンポン玉くらいです。

「・・・・うん?」
真ん中の大きめのものの根っこ、明らかにおかしい。

カブの根っこって、食べる部分がいくら大きくなっても
下に残るひげの部分はかなり細目なんですが、
明らかにダイコンに近い・・・・。

それに

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茎の根元がほのかに紫ががっているの、わかりますか?

これ、冬に収穫したカブには無かった色。
むしろダイコンに有った特徴です。

肝心の味はというと
カブの香りなし。ダイコンの風味もなし。
皮だけダイコンみたいに厚くてかたい。

まあ「カブダイコン」に適した季節でもないですからね。

・・・・・・悪い予感、的中。

実は種を採った時点で

「ちょっと面白おかしく書いてやろうか」
「でも、多分カブはカブ。ダイコンはやっぱダイコンになるでしょう」

って思っていたのですが。
見事なまでになんだか訳のわからないものになってしまいました。

アブラナ科、

恐るべし。

知識って大事です。

「知識は力なり」

資材置き場の畑はそんなに広いわけではないので、
本格シーズンの時に、そんな素性もわからないやからを撒くわけにもいかず。

今シーズンはカブもダイコンも種を新規購入しました。

加えて今年はキャベツにも初挑戦しようと苗を購入して植えつけました。
チンゲン菜の種も撒きました

僕の冬の畑はアブラナ科天国

知ってました?アブラナ科は連作障害出やすいんですって。

来年の収穫は・・・・・(汗)。

その情報、前々から知ってはいましたが

「知識は力なり」

でも、
「その知識、知らなかったことにしておこう」

なんでも挑戦。実験。失敗から人は学ぶものです。

青木作庭舎