ヤマモモ、アオハダ、オリーブ、イロハモミジ、モミ、ツバキ、オトコヨウゾメ、ミツバツツジ、ハナイカダ、シャガ、クリスマスローズ、アガパンサス等
山道を歩く庭名古屋市M様邸
エリア | 名古屋市 |
---|---|
面積 | 52㎡ |
使用植物 | |
使用材料 | ジャワ鉄平石、木曽石、トラバーチン石、アイアン製水鉢、ウェスタンレッドシダー(ウッドデッキ)、枕木 |
Mさんのお宅は小高い丘の住宅地にあります。
ご主人からは「ウッドデッキがあり隣家が気にならない木でいっぱいの庭にしてほしい」とのリクエストでした。
そこで家の中にいるとき、ウッドデッキに出たときなど様々なシチュエーションで、隣家の庭、物置や窓が気にならないように樹木を配しそのあいだにできた小道を歩き散策する、そんなイメージで設計しました。
ウッドデッキに出たときに奥行きのある方に視線が向くようにデッキを斜めに隅切りし、そこがやわらかな円弧を描くようにデザインしました
このRが庭のなかに変化をもたらしているようです
そして隠れた主役の木曽石ゴロタによる小さな石垣。
三河地方の山間部にある田畑を動物から守る「猪垣」。あるいは沖縄地方のサンゴの石を使った石垣。そんなイメージの石垣です。。
頑丈に作ることが一番の目的・・・。美しさを意識しない仕事にこそ美しさがある、そんな思いで只々積み上げました。
お花屋さんである奥様が普段の庭のお手入れをされており、自然な雰囲気を壊さないように、手を入れすぎず、草取りのポイントは抑えて、という風にお客様の持つ感性が自然な雰囲気を作りあげているのだと思います。