イロハモミジ、ハクモクレン、チャボヒバ、ガマズミ、ダンコウバイ、アオダモ、キンモクセイ、ソヨゴ、ユキノシタ、シャガ、コバギボウシ
街の中にある自然(名古屋市M様邸)
エリア | 愛知県名古屋市 |
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面積 | 主庭45㎡・駐車場70㎡ |
使用植物 | |
使用材料 | 木曽石、三河産荒壁土、玉石・大磯砂利(洗い出し) |
Mさんのお宅は熱田区の住宅地の中です。
2世帯住宅で、住宅の設計段階で、主庭と玄関前の駐車スペースの設計をご依頼いただきました。
当初はもう少しシンプルな庭をイメージされていた ようですが、プレゼンを重ねた後お任せいただけることになりました。
自然味あふれる癒しの空間をと考え、 土壁にイロハモミジ、木曽石を使って小さな流れも作りました。
イロハモミジは2階の若夫婦のベランダからも紅葉する姿が見られるようにイメージし、また、上からのぞいた時にも楽しめるような園路のデザインにしました。園路の玉石は流れを作る時に大量に出てきたので、急きょそれをお庭に取り入れることにしました。
木曽石の小さな流れは雨水を利用して一時間に15分ほど流れるように設定し、かすかなせせらぎが心癒します
背景の土壁は隣地の細々としたものを隠し、ガルバリウム鋼板だけが見える高さにしたため、隣地の壁がかえってきりっとした印象を生み出しモミジが映える景色となりました。年々味わいを増す土壁もひそかなポイントです。
いつお伺いしてもお庭をきれいにしてあり、とても大切にしていただいている様子で嬉しくなります。これから時を重ねて、もっと地ゴケが育って来たらもっと良くなっていくでしょうね。
家のデザイン、配置で小さな空地が残った。物置でも置こうと思っていたが、青木さんから庭づくりを提案してくれた。
庭が出来て4年半が経ちますが、庭と家が馴染んできて、四季の変化が楽しめるようになった。青木さんの提案で雨水利用の小川も作ってもらった。時折チョロチョロと水の流れが聞こえて心が癒される、味わいのある庭になりました。